甘粛中醫(yī)薬大付屬病院、ブラジル?サンパウロに中醫(yī)薬基地設(shè)立

中國?ブラジル中醫(yī)薬國際協(xié)力基地の外観。（サンパウロ＝新華社配信）

【新華社蘭州11月14日】中國甘粛省蘭州市の甘粛中醫(yī)薬大學(xué)附屬病院は今年9月、ブラジルの首都サンパウロ市に「中國?ブラジル中醫(yī)薬（中國伝統(tǒng)醫(yī)學(xué)?薬學(xué)）國際協(xié)力基地」を設(shè)立し、試験運営を始めた。

甘粛中醫(yī)薬大學(xué)附屬病院で研修を受けるブラジルの醫(yī)師。（サンパウロ＝新華社配信）

　同市には多數(shù)の華僑、華人がおり、中醫(yī)による病気治療やヘルスケアを重視している。また多くの現(xiàn)地市民も中醫(yī)について認識を新たにし、受診を望んでいるという。

サンパウロ政府病院で現(xiàn)地醫(yī)師に講習(xí)を行う中國人醫(yī)師。（サンパウロ＝新華社配信）

　これまでに延べ200人余りの患者が受診に訪れ、指圧やきゅう、カッピング、刮痧（グワシャー、かっさ）など、20數(shù)種の治療を受けている。同基地の2人の中國人醫(yī)師は現(xiàn)地の西洋醫(yī)に対して講習(xí)も行い、延べ50人以上が受講した。

中國?ブラジル中醫(yī)薬國際協(xié)力基地の內(nèi)部施設(shè)。（サンパウロ＝新華社配信）

　昨年5月、ブラジルから20人の醫(yī)療関係者が甘粛中醫(yī)薬大學(xué)附屬病院を訪れ、中醫(yī)薬の體系的研修を受けた。（記者/王銘禹、張文靜、朱蕓琳）

甘粛中醫(yī)薬大學(xué)附屬病院で研修を受けるブラジルの醫(yī)師。（サンパウロ＝新華社配信）